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フランキンセンスと王家に捧ぐ歌@宝塚

みなさま、おはようございます。
可能性を開花する!アロマ脳快眠の篠原です。

「王家に捧ぐ歌」
このタイトルを聞いて、ピンと来る方来ない方色々いらっしゃると思いますが、これは宝塚歌劇団の公演の演目の1つです。
12年ぶりの再演。

オペラ アイーダが元になっている作品で、古代エジプト(今から3,500年くらい前)のエジプトの将軍ラダメスとエチオピアの王女アイーダの禁じられた恋の物語。
この作品、初演の時のトップさんが好きで、何度も通った思い出が。
宝塚ファンは、ご贔屓のスターさんがいると何度でも通うんです。
最初は、まったく理解できなかった、複数回観劇も、はまった瞬間からスタンダードになるから人間の気持ちって面白い。

さて、この作品アロマテラピストとしてもとっても興味があるところ。
この時代には、すでにふんだんに香りが取り入れられていたから。
もちろん今使われているエッセンシャルオイルのように水蒸気蒸留はされていなかったけれど、植物油で浸出したり、薫香として使ったりしていた時代です。

夕日とピラミッド

この王家に捧ぐ歌の中で、ラダメス(エジプトの将軍)が「エジプトは、領地を広げてる~」と歌うんですが、
エジプトは、領地を広げていったい何が欲しかったのか?もちろん権力を知らしめることもあったと思うのですが、欲しいものもあったはず。
壁画なども残っているのですが、戦利品の中に「木」があるんですよね。
根っこごとひっこ抜いてきちゃったのかしら?…と思うようなものがあったと思います(以前テレビで見た記憶のみ)
これ、もしかして、フランキンセンス?…と思ったところから、気になり始めたというわけ。

フランキンセンス
日本名:乳香
この木は、エジプトにとっては重要な香木の1つ。
なぜならば、太陽神(Ra)に捧げる朝の香りとして使われたり、ミイラづくりにも使われていたから。
これを欠かすわけにはいかなかったのでしょう。
でも、砂漠の中の劣悪な条件の中で育つ木なので、ナイル川周辺は肥沃な土地ですから、なかなかエジプトでは難しい。
ってことで、何度もフランキンセンス原産地のお隣のエチオピアなどを攻めたのかな?…と思えたりもします。
お芝居とはまったく関係ないことだけれど、こうして自分で想像を膨らませていくのも面白い。

frankincense-tree
本当は舞台演出で、その当時の香りも再現してくれたら面白いのに~と思うんだけれど、それはなかなか難しいみたいなので、自作してみようかな。
フランキンセンス、バラ、ミルラ…etc
何か臨場感出るかも。

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