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アロマテラピーって何?vol.3

《エッセンシャルオイルについて》

vol.1&vol.2をお読み頂くと、たびたびエッセンシャルオイルという言葉が出て来ます。
今日は、そのエッセンシャルオイルについて書いてみます。

エッセンシャルオイルって、一般的にはあまり耳馴染みがないですよね。

アロマテラピーでは、エッセンシャルオイル(精油)という植物に含まれる揮発性のある芳香成分を、様々な方法で抽出した液体を使います。 名称に「油」とついていますが、植物油(オリーブオイルなど)とは、まったく違う物質です。

エッセンシャルオイルには、100%天然物質(有機化合物)で、人工的に合成されたものは一切含まれていません。
vol.1で抽出部位などの説明はしてありますので、そちらをご覧ください。)
光による変性を防ぐために、下記の画像のように必ず遮光瓶に入っています。
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アロマテラピーを仕事にしていたり、勉強したことがある方は、このような遮光瓶に入った液体を、エッセンシャルオイルと呼びますが、それ以外の方は、「アロマオイル」言ったほうが想像しやすいと思います。
実際に、雑誌やショップにあるポップなどではアロマオイルと表記されているケースが多いように思います。
ニックネームのような感じなのでしょうかね。
以前、携帯用のサイトを作っていた時に、エッセンシャルオイルと書いてしまうと、ユーザーの方にはよくわからないので、「アロマオイル」にしたほうが伝わりますよ…とアドバイスを受けたことがありました。たくさんの方に広めたいと思うと、「伝わりやすさ」は大切なポイントです。

でも、今回はちょっと違いをご説明したくなりました。

エッセンシャルオイル=アロマオイルなのか?というと、それは違います。

エッセンシャルオイルには、上記で説明した定義がありますが、アロマオイルには定義がありません。
なので、人工的に合成された物質が含まれていたり、植物油で希釈したエッセンシャルオイルが入っていたり、規定がないので、様々です。

なので、アロマテラピーとして、リラックスしたい、リフレッシュしたいなど、様々な薬理効果を期待して使いたいなら、必ずエッセンシャルオイル(精油)と表記されたものを選びましょう。

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