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ねえさん、事件です。@マダガスカルツアー(第3章)

みなさま、こんばんは。
可能性を開花する!アロマ脳快眠の篠原です。
マダガスカルの余韻からは、とっくに抜け出したんですが、まだまだ報告は続くんです。

……それにしても、古いタイトルだなぁ。。。

それには、へこたれずに、第三章。

日本の梅雨とは違って、ノシベの朝は、爽快なんです。
何しろ、ホテルの前はこのビーチ!
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人がまったくいないので、私たちツアーの人たちで独占状態。

ここで何をしたかというと…。
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有志によるラジオ体操
フランスのシャルル・ドゴール・空港でも飛行機の遅延でやることなくなったので、やっちまった私たち。
(何故、ラジオ体操なのか?)
ここでも再チャレンジ~。

砂浜でのラジオ体操なんて恐らく初体験
気持ちいい~。こんな環境なら、小学生の時にウッキウキでラジオ体操いけたんだろうにな。

ここのビーチを横断して登校する子供たち。
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いいよな~。
世界の中でも最貧国と言われているけれど、こんな豊かな自然に包まれて育つなら、ある意味一番の贅沢なんじゃないか?とも思えました。
電気がなくたって、パソコンがなくたって、50年後も変わらない生活をしていたって、それでいいんだろうな…。
先進国の私たちから見れば「最貧国」なのかもしれないけれど、ここの人たちは、先進国を見ていないから、自分たちが貧しいという自覚もないんじゃないだろうか…。
このままでいて欲しいな…と思う側面もたくさんありました。

話を戻して…。
この日は、何故こんなにのどかなスタートかというと、
三度目の飛行機遅延。しかも2時間。
マダガスカル航空、マイペース過ぎ!
16時前の飛行機の時間がすでに朝の6時の時点で2時間待ちがわかってるってどーいうこと

この国は、このままでもいいのでは?…と思っておきながら、この遅延状況は理解できない私。

でもまぁ、決まったものは仕方ない。
…ということで、この日は思わぬのんびーりした気分。
(まぁ、早く行っても蒸留所が開いていないという理由もあったんですが…)
出来ないかな?と思っていた観光までしちゃいました。

…と言っても、どこに行くのもゲリラ的
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これは、マダガスカル航空のシンボルマークにもなっている、マダガスカルにしかない「旅人の木」
茎?枝のところを刃物で傷つけると、水が出てくるという木で旅人の喉をうるおしていたそうな。

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旅人の木は、この家族の庭先にあったの。
突然、おんぼろバスを止めて、みんなで降りて写真撮ったり、説明受けたりしている姿みて、さぞびっくりしただろうな。
ゲリラ襲撃、ごめんなさい。

次のゲリラ襲撃は、ここ。
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山道をくねくね登ったり降りたりしていたら、急にこんなお土産やさんが。
これまで、お店に立ち寄ることも全くなかったので、
「止めてー!!!」
…の絶叫で、バスをとめてしばしみんなでお買いもの。
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初めてカメラ目線の子をゲット。
かわいい~。

そして、行った先にはこの絶景
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あまりのハードスケジュールに、周りの景色を楽しむゆとりもなかった私たちの目に飛び込んできたパノラマで見れる海。
気持ちいい~。

ここでみんなで記念写真。
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今回のツアーは、アロマ探究だけではなく、様々なミッションで参加の方もいらっしゃる。
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はるばるマダガスカルまで、この網持って登場の某繊維会社会長のKさん
私たちが蒸留所などを見学の時は、いつもこの網持って、蝶々をとっていらしたおじさま。
蝶々を撮る時の手さばきが、まったく違う。手首の返しが絶妙なのです。

夏休みの思い出ショット風で撮ってもらう。
(腰に巻いているベルトは、先ほどのゲリラ襲撃で買ったの)

…と、このあたりまでは良かったの。
まさに、このツアーの中で、最高の1日だったんです。

この後、イランイランの蒸留所とプランテーションを見学。
ホテルに戻り、スーツケースをまとめ、空港へ。
(今思えば、見学が終わりホテルに戻って30分でシャワー、着替え&化粧が出来たのが良かった。緊急時に強いシノハラであります)

空港まで、1時間弱
ノシベ⇒アンタナナリボ 飛行機 1時間半
アンタナナリボ⇒アンダシベ 4時間(悪路移動)

午前中のんびりだった分、ここからが過酷な旅。
2時間遅れの飛行機だから、アンダシベのホテル到着が、21時⇒23時になることはみなさんこの時点で覚悟済み。

でも、そんなことではすまなかった…。

23時に着くなんて、まさに夢のような話。

15:55発の飛行機が、2時間遅れで、17:55に離陸なんてのは、夢のまた夢。
だって、空港に行っても飛行機1機もいないんだもん。
搭乗時間の17:10になっても飛行機が来ない。。。

その後、17:20ごろに飛行機の機影が見えて、胸をなでおろす。
歓声すらあがるかと思った。(だって、一瞬空港泊か?)と思ったんだもん。

いざ搭乗しようと思ったら、あり得ないことが起こった。
なんと、飛行機が自由席!

私の搭乗券には、12Cとか表示されているのけれど、オーバーブッキングをしたんでしょう。
わけがわからなくなった係員の苦肉の策!?いつもの手段!?の自由席。

搭乗してみれば、そこは蒸し風呂。
エンジンかけないから、空調がきかないのか?
後ろでドアを何度も何度も開け閉めしながら何かをしていること小一時間。
そして、さらにあり得ないことに、乗客と思しき人がコックピットに入って行ったよ

そんなこんなで、やっと離陸。
そして、アンタナナリボ到着は、8:20頃。
50人程度しか乗っていないから、荷物取っても8:40には出発出来るでしょうと安易に思っていたら、なんと、19人のツアー中、6人がロストバゲージ。私も人生初のロストバゲージ
ありえん。。。

しかも、ノシベ島で自分の荷物が飛行機に乗ったのを確認した方の荷物が無い。
なんでーーー航空会社での確認、日本の旅行社への確認などで、1時間以上のロスタイム。
そもそも1日に1便しかないので、明日の私たちの帰国のフライトにも間に合わないとのこと。
荷物だけのために飛行機飛ばすなんてことがあり得る国ではないので、この時点で荷物無しで帰国することを覚悟。
でもね、6人も仲間がいると、何だか気持ちも軽いもの。
無いものは、無いのよね…と、何だかすっぱりと諦められている。
まぁ、何でも体験してみることよね…と、何故か前向き。そんな仲間ばっかりだったのが救われたところです。
日本のような交通網なら、「明日の帰国までに必ず空港に届けて!!」とか言えるんですが、この国にも馴染んできたので、そんなこと言ってもぜーんぜん無駄なことはよくわかっているものね。

ただ、本当に、本当に気の毒だったのが、
この旅のミッションが「地元の学校に、文房具を届ける」だった、お2人のうちの1人のスーツケースが無い。
ここから1泊ツアーを離れて、学校に行く予定だったのに、その文房具すべてが入った荷物が届かない。

どうやら、オーバーブッキングして、重量オーバーになってしまったので、10個くらいスーツケース降ろそうと誰かがひらめいたのか?
多分、私たち乗客を乗せてからの小一時間、バタバタと何度もドアの開閉音が聞こえていたのは、上げ下ろし作業だったわけね。
これは、後で何らかの保障をしてもらわないと、私たちの溜飲が下がらないぞ。

何とか、出発出来るようになったのがすでに22時を回った頃。
当然途中でレストランに寄って食べる予定だった夕食は、バス車内でのお弁当に変更。
でも、この惨事に食欲のある人がいるわけもなく…。

縦揺れ、横揺れがガンガンするなか4時間ちょっと。
ノシベの35度から一気に3度くらいの寒さの中、汚いトイレに入った休憩が1か所。
くねくねと走り回った末に、予想の2時も過ぎた、2:20にホテル着。
ホテルはロッジ形式なので、場所が分からずに勝手に移動することが出来ずに、ここでも多少のロスタイム。

でも、ラッキーだったのは、荷物がないから、寝るしかない。
お隣のロッジだった方に、洗面道具をお借りし、顔洗って寝たのが3時過ぎ。

05:00 起床
06:00 バゲージダウン&朝食
06:30 ホテル出発

やることないから(しつこい!)5:20まで寝れた
(普通にスーツケースがある人たちから、ちょっと羨ましがられるというおまけつき
縦揺れ、横揺れのバスでの道中、狭い車内に縮こまっていたので、身体を横にして伸ばして寝られるのがどれだけありがたいか…。
その後、次に身体を横にして寝るまで、40時間近くあったと思われます。。。
自宅のベッドで寝た時に感じた「幸せ感」未だに覚えています。

朝起きて、外に出たらこの朝焼け
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点在しているロッジの中心にあるのが、こんなステキな暖炉が真ん中にあるレストラン
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そして、レストランから眺めた、ロッジ
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自然公園の中にあるロッジなんだとか。

この景色を見た瞬間に、全員が「もう、1泊~!!」と叫んだのは言うまでもない。

前代未聞の1泊の滞在時間が4時間のホテル。
後ろ髪ひかれまくりの最終日のスタートです。

つづく。(まだ続くの!)

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