VIVA!!マダガスカル!@マダガスカルツアー(最終章)
みなさま、こんばんは。
可能性を開花する!アロマ脳快眠の篠原です。
マダガスカルツアー報告、やっと最終章に辿り着きました。
たった1週間のツアーだったのに、報告にいつまでかかるのやら(汗)
最終章なので、お付き合い下さい。
さて、3時就寝でわずか2時間強で起床したのは、前回お伝えした通り。
5時15分にロッジのお部屋のドアを「ドンドン!!」とたたく音で飛び起きる。
恐らくガイドのセルジュさんが、ピンポンダッシュならぬ、モーニングコール代わりのドアノックで各部屋を廻ったのでしょう。
ドアを開けた時には、誰もおらず。
初日に寝坊した私は、あまりにも焦って飛び起きる。
このツアー、毎日にわとりより早く起きたんだよな。
起きてしばらくすると、「コケコッコー」とにわとりの鳴き声が聞こえるのよね。
毎回その声を聞いて、「にわとりより早いのか~」と、嬉しいんだか、嘆きなんだかわからない心の声が聞こえてきます。
(いや、倫理法人会のモーニングセミナーに行くのだって、絶対ににわとりよりも早いんだけれど、うちの近くににわとり飼っている家がないだけのことか…)
前の晩の悲惨な状況は、前ブログをご参照頂くとして。
http://aroma-kaimin.com/blog/1123/
昨晩22時に首都アンタナナリボを出発する時に、今日の予定をキャンセルして、アンタナナリボ周辺でホテルを探す案も出たのに、一刀両断にしてまでも行きたかった、
シャネルのジンジャー工場の視察
えぇ、ホテルにたった4時間の滞在でも、寝る時間が2時間前後でも行くんですよ、私たち
事前に頂いた旅行日程では、シャネルのジンジャー工場の近くにあるホテルへ宿泊。
日本人の私たちにとって、近く=20分程度だと思うのですが、この国の近くは、1時間強
なので、6:30には、ホテル出発という強行軍なんです。最終日にしてやっとこの現地の「近い」の感覚に馴染む。
明るくなってみると、こんなライトも何にもない山道を昨日移動して来たのかと思うと、ゾっとします。
寝ていて良かった。
また、縦横斜めに揺れながら見えてきたのが、待望のシャネルのジンジャー工場!
おぉ、なんと秘境な。
シャネルやるなぁ。こんな蒸留所で密やかに作っているのか…。
でもでも。
「シャネルのロゴの入った洒落たゲートをくぐる」の私の夢は潰えた。
※すみません、どっかからパクリました。
そーよね、そーよね。こんなゲートがあるわけないよね。。。。ここは、マダガスカル
さらにこの蒸留所に行くには、
ここを渡るの。
田舎育ちの私でも、小学校の時以来だぞ。
元気なおじさまにこの丸太のような橋を揺さぶられ、恐る恐る渡り、道なき道を上りやっと到着。
日本では、こういうところは、「ほったて小屋」というんでしょう。
ここで、来る日も来る日も毎日ジンジャーの蒸留をしているんです。
ジンジャーは、日本でもおなじみのショウガ(但し、ここのジンジャーは日本のものよりも2まわりくらいこぶり)
キレイに洗ったジンジャーを、この機械で細かくカッティングをしてから蒸留釜に投入。
壁には注意事項が貼られていました。
これは、言葉の通じない私たちにもわかりやすい。
ここの工場は、ジンジャーの根っこと葉を蒸留しているようですね。
その蒸留した製品が、はるばるシャネルに渡り、全世界の人々を魅了する香水になって販売される。
ここで働いている人々は、その最終製品を見ることはあるんだろうか?
お土産にジンジャーの精油が欲しかったけれど、ここは「小売販売して儲けよう!」なんて発想がまったくないので、お土産にちょっとだけ用意してくれたものたちでは、満足することも出来ず…。
ちょっと残念。
こうして、最終の蒸留所の見学が終わり、一路帰国のため、首都アンタナナリボに引き返す。
何しろ、4時間半もかかるので、油断禁物。
ロストバゲージの手続き等もあり、空港到着が遅れるわけにもいかないので、後ろ髪惹かれつつもそそくさと退散。
予定の9時出発よりも、早く出発。
移動の時間が異常に長いこのツアー。
1つの工場に行くのに、だいたい片道4時間かかるところばかり。移動の時間が無駄だよなーとか思っていると、それがどっこい大違い。
今回のツアーには、香料業界の方もいて、その方たちが色々な話をして下さったのがとてもいい勉強になりました。
これが、アロマ一辺倒だった私たちには、目からうろこなことばかり。
バスの車中は、ミニセミナー会場となり、寝ている場合じゃないほど盛り上がりました。
そういう意味では、今回は現地の視察も勉強になるし、バスの中も勉強と充実したツアーになりました。
そんな勉強をしつつ、5時間の長旅で、やっと首都アンタナナリボへ。
早く着いたので、手続き等はすんなり。
そして、今回の旅では、初めて遅延なしで定刻通りの出発
さらば、マダガスカル!
うーん、もう来ることはないだろうなぁと思いつつ、まさに命からがら脱出という感じでした。
9時間の旅は、8時間は寝てたな…というくらい爆睡。
バンコクについたら、もう勝ったも同然
最新機に乗り込み、快適な空の旅で、一路成田へ。
成田に待ち構えていたのは、
柱に名前が貼り出されてる…
こんな、こっぱずかしい経験は初めてだ。
スーツケースが無いからすぐにでも帰れるのかと思ったら、延々1時間弱も手続きにかかる。
待たされている間にロストバゲージ組で記念写真
※何故がひとり代理参加
今回のこのマダガスカルツアー
絶対にこのチャンスを逃したら、行く機会が無いだろうな…と思い、強行日程を覚悟しつつも参加してみたわけですが、想像をはるかに超えたスケジュール。
でもでも、この旅をご一緒させて頂いたおかげで、普通のツアーでは味わえない「絆」が芽生えたような気がしました。
その証拠に、ツアー終了後にすでに何度かお目にかかった方がいらしたり、メールでのやり取りを頻繁にさせて頂いている方がいらしたり。
そして、これからもこのご縁が続くでしょう…と確信しています。
大変だったけれど、VIVA!!マダガスカル!なんである。
すべての旅が終わる…。
おしまい。