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アロマテラピーって何?vol.2

みなさん、こんにちは。
可能性を開花する!アロマ脳快眠の篠原です。

アロマテラピーって何?vol.2は、市販物についている「アロマ○○」と「アロマテラピー」の違いについて。

最近流行りの、アロマ柔軟剤や、アロマコーヒーなど、色々な商品に「アロマ」と枕ことばがついているものがたくさん見られるようになりました。
それの影響がとても大きいのだと思いますが、私がセミナーの冒頭で「アロマテラピーってご存知ですか?何か使っているものとかありますか?」と伺うと、最近では、「アロマ柔軟剤などを使ったことがあります」とおっしゃる方がちらほら。

元々この質問は、どんな香りがお好みなのか、どういう目的で今まで使ったことがあるのかを知っておきたい為に聞いていたのですが、そうか~!そういう答えが出てくるうようになったのか~と、新しい「アロマ」の展開を感じます。

ドラッグストアなどに行くと、香りのサンプルで色々試してみると様々な香りがしてきますものね!

私は、「おっ!香りのブームが来たぞ!!」と、皆さまの「香り」への関心の高さを嬉しく思う反面、それらの商品は、化学合成物質なので、天然の香りとはあきらかに違うために、本来のアロマテラピーと同じに思われてしまうのは、正直ちょっと残念でもあります。

アロマとは、「香り」という意味ですから、香りがついている商品は、天然の成分であろうが、化学合成物質であろうが、何でも「アロマ」と枕ことばにつけたとしても、それ自体には、何の問題もありません。
ただ 香りを楽しむということではいいと思いますが、天然の香り以外のものがたくさん入っているので、薬理効果なども期待できる、本来のアロマテラピーとは違うし、様々なトラブルの元にもなります。

余談:「アロマの香り~○○」とか書いてあると、「香りの香り」ってことになり、ちょっとヘンなんですけどね(笑)

更に、最近では、香りが長持ちする製品が多数あり、周りの人たちが迷惑するケースも出てきたとか。
香害なんて言われると、めっちゃ悲しい。
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20131121-00033207-r25

でも、考えてみれば、私が自分でアロマ柔軟剤を作り始めたのも、市販の柔軟剤の香りをかぐと気持ちが悪くなったからという理由からでした。香りが長持ちする技術が出来たのは素晴らしいけれど、苦手な香りが間近ですると、不快感どころか具合が悪くなったりしますものね。

禁煙者が喫煙ルームにいるようなものか。(一人で納得)

私たち、アロマテラピストも、天然のものを使っているから、どんな香りでも大丈夫と言う思い込みを持たないよう、気をつけなければなりません。そして、天然のものでも、使う量を間違えると、不快感を持つ方がいらっしゃるということも頭に入れなければなりません。
私の尊敬する、フランスの自然療法士のN博士の教えを思い出しました。
「必要なものを、必要な時に、少しだけ」
聞き逃しそうですが、これ本当に大切だと思いました。

 
話題を戻して、 「アロマテラピー」って何なの?ということになると、エッセンシャルオイルという、天然の植物の様々な部位(花、葉、枝、実、果皮、根、樹脂、種子など)から抽出された、芳香性のある有用成分が含有された液体を使います。
それぞれのエッセンシャルオイルには、様々な効果効能があり、使う方の身体の状態、心の状態に合わせて、その時にあったものを選んでいきます。香りを楽しむだけのものではなく、風邪の予防、体質改善、アンチエイジング、ヘアケアなど、色々なことに使えます。
※エッセンシャルオイルについては、また別な機会にお話します。
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